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臥薪嘗胆(がしんしょうたん)


本日のことわざはまた難しい漢字ですね。

いってみましょう!!


60「臥(が)薪(しん)嘗(しょう)胆(たん)」

●目的を達成するために、また、敵をうつために、つらい経験をかさねてその強い気持ちをわすれないようにする。

▽「臥薪」は薪(たきぎ)の上にうつ伏せになること。

 「嘗胆」は肝(きも)を嘗(な)めること

昔の中国のお話しです。

 呉(ご)と越(えつ)という国がしばしば争っていましたが、ついに呉の軍が敗れ呉の王闔閭(こうりょ)は ケガがもとで死んだ。

新しく王となった闔閭の息子の夫差(ふさ)は、父の敵である越の王の勾践(こうせん)を倒すために、わざと薪の上に寝て、その痛みで勾践へのうらみを忘れないようにした。そしてついに勾践を破った。

 一方、破れた勾践は、クマの苦い肝を部屋にかけてそれをなめ、敗れた恥を忘れないようにつとめ、ついに夫差を滅ぼした。


この言葉は、目的を達成するために長い期間苦労することで、一夜漬けや一日二日の短い期間には使いません

りり鍼灸院

東京都中央区築地2丁目

070-6421-1075


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