本日のことわざです。
●弱い物の肉を、強いものが食べる。
●弱いものがほろび、強いものが栄えることのたとえ。
こちらも中国からきた言葉です。
本当に昔の中国は知恵、知識、礼の宝庫ですね。
「弱の肉は強の食」唐の時代の文人、韓愈(かんゆ)が、旅に出る僧侶の文暢(ぶんちょう)へ送った言葉です。そしてこの言葉には続きがあります。
動物の世界では、いつも「敵に狙われている」という緊張感のなか生活をしなければならないが、
私たち人間は、ゆっくりと食事をしたり、友達と楽しく過ごしたりできる。
それは人間界には、礼節があるからだ。
弱いものいじめの名分のように使われますが、本来の意味は
弱いものを迫害してはならない。という決まりごとがあるから、のんびり生きられるという意味なのです。
りり鍼灸院
東京都中央区築地2丁目
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