こんにちは、りり鍼灸院です(*^_^*)
今週最後のことわざです。
70「堪(かん)忍(にん)袋(ぶくろ)の緒(お)が切(き)れる」
●がまんをためておいた袋のひもが、ついに切れてしまう。
●もうがまんができなくなって、いかりを爆発させるたとえ。
「緒」は袋の口を結ぶひも。
「堪忍袋」はがまんする心を袋にたとえたことば。
落語にも「堪忍袋」というお話がありまして、、、
しょっちゅうケンカをして近所に大迷惑をかけている夫婦がいました。
その仲裁(仲直り)に来た人が、「布で堪忍袋というのを作り、そこに怒っていることを全部言うとニコニコっとなるらしい」
それから夫婦がケンカをしなくなったので、近所の人が「貸してくれ、貸してくれ」と袋がパンパンになりました。
ある日、お上品な奥様が「私も一言」と、ぎゅうぎゅうの袋に姑を思い「くたばればばあ!」。
次に、その姑が重病でどうしても堪忍袋を貸してほしいと。
しかしすでに一杯の袋、姑のまえでとうとう緒が切れ「くたばればばあ!」がポ~ン!
これ聞いて姑元気になりよった。
というお話しでした。
不適切な表現がありますがこれも昔の話で、皆さんは使わないようにしましょうね。
がまんが必要なときもありますが、堪忍袋の緒が切れる前にコミュニケーションを上手にとって、爆発をしない方法も考えてみましょう。
りり鍼灸院
東京都中央区築地2丁目
070-6421-1075
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